■2004年6月13日(日) TBSドラマ「ラブジャッジ2」収録
IN 神奈川県 緑山スタジオ




2004年6月9日、1通のメールを開いた。

タイトル「HAPPY ZOO LETTER」

7zoo7からのいつものメルマガだと思って軽い気持で開いたメールにはこう書かれていた。



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この度は『ラブジャッジ2共演者募集』にご応募頂きありがとうございました。

多数のご応募の中、ご当選されました!

ぜひとも松岡充とともにひとつの作品を創りあげるべくご参加頂ければと思います。

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え?何??

読んだ瞬間、事態がよく飲み込めない。

だって、当選者には7日にメールで知らせたって書いてあったし。

なんで今さら?って。

良く見てみると、どうやら繰り上げ当選らしい。

本当にビックリで、「どうしようどうしよう」ってずっと言い続けてた。

メールにちゃんと目を通してみると、日程は13日の日曜日。

場所は神奈川のTBS緑山スタジオで行われるとの事。

メールが着てから、すっごく色々な事を考えてた。

自分が充君と一緒にドラマの撮影に参加すると言う事。

考えても実感がわかない。

でもなんだか自分が行ってしまって良いのかという不安。

色々考えて、でもやっぱり行きたいって。

こんなチャンス、絶対にもう2度とない。

不安な気持が大きいけど、頑張って行ってみたいって。

収録への参加をメールで返信した。



次の日のお昼に届いた詳細メール。

時間や、軽い服装の指定などが書かれていた。



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ホストクラブ『ラブビーム』店内のシーンとなりますので、

収録時の服装は、派手めのものをお願い致します。

『制服不可』『ジーンズ不可』とさせて頂きます。

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予想はしてたけど、やっぱり「ラブビーム」でのシーン。

ソレを考えると、服装をどうすればいいのだろうか・・・

普段、Tシャツ、Gパン、スニーカー生活をしている私には、この服装指定は頭がいたい。

スカートは持ってないし。(汗)

ってことで、手持ちの黒のパンツに

急遽買ったピンクのお姉さん系ノースリーブシャツ、その上に白いふりふりのカーディガン。

靴はミュール。

これが私には精一杯だった。

私の普段着を知ってる人は、この頑張りようが伝わってくれるはず!

正直な話、これ着てるだけでめっちゃ恥ずかしかった・・・

だってピンクって、私の中では有り得ないもん!!

そして、たぶん似合ってない。(笑)

でもホストクラブの客って考えると、やっぱりピンクとかの方が良いかなぁとか。

勝手な妄想。(笑)



当日は12時〜13時15分までに緑山スタジオに集合って事で。

色々、行き方を調べてみたら、家から1時間ちょいで行けるらしい。

でも、最寄駅から、スタジオまでが不便。

バスか、タクシーか・・・

芸能人は車で行くから、交通の弁が悪くてもOKだろうけど。

電車で行く人にとっては、かなり不便な場所。

まぁ文句は行ってられん!

ってことで、迷った時の事も考えて、10時過ぎに家を出ました。

電車に揺られて、神奈川県の青葉台駅まで。

迷わずすんなり行けた。

青葉台駅からはTBSの送迎バス。

バス停がわかりずらい所にあって、不安だったけど。

地図のお陰で迷わず到着。

11:40の送迎バスに揺られてスタジオまで向かいました。

バスに乗ってた子役とそのマネージャーらしき人の会話を聞きつつ。

あ〜本当にこれから緑山スタジオに行くんだぁって実感。

15分くらいバスに揺られ、スタジオの正面玄関に着き。

12時まで外で待ってました。

すっごく緊張した、1人で待ってて。

12時になって、正面玄関から中へ。

入ってすぐのところで「ラブジャッジ2受付」を発見!

名前を行って、リストにチャックしてもらって、記念品のTBSボールペン3色入りを受け取り。

係りの人に「控え室は3階の07室になります」と。

え?それ何処??

近くに居た、zoo子に助けてもらい、一緒に控え室に向かいました。

今回は控え室が3階と4階に2部屋あるらしく、ランダムに分けられてるみたいで。

3階の控え室の人が、ロビーに居たので一緒に行く事に。

エレベーターを3階で降りて、良くあるスタジオ!っていうイメージにピッタリの長い廊下をさ迷いながら歩く。

廊下の一番奥が07控え室でした。

部屋の入口には「ラブジャッジ2出演者控え室」の文字。

間違いない!

ちょっと緊張しつつ、ドアをあけると。

20畳くらいの部屋にソファーが8つくらい置かれていて、中はモノケの殻。

どうやらうちらが一番乗りらしい。

一気に気が抜けて、とりあえず荷物を置いて腰を下ろす。

「この部屋に何人くらいの人が来るんだろう」と考えるとワクワクした。

入口で名前のチャックを受けた時に、ちらっとチェックリストを覗いたら、すっごく沢山の名前!

人数は30人くらいかなぁと思ってたけど、あのリスト、60人以上は確実にあるよぉ。

2人しか居ない控え室で話をしつつ、飲み物買いに行ったりしてました。

一緒に控え室に入ってきた彼女は、北海道から来たそうで。

私よりいくつか年上かな?とっても美人な方でした。

11日に当選メールがきて、いそいで飛行機のチケット取って。

今回、往復7万かかってるらしい。

すげー!!

しかも急なことで慌しかったんだろうなぁ。

そんな話しをしていると、少しづつ人が集まりだし。

いつの間にか部屋が一杯に。

後から来た人は椅子が足りず、パイプ椅子を出して座ってました。

結局、3階の控え室には30人くらい集まりました。

みんなzooっ子ってことで、もちろん全員SOPHIAファン!

話は弾み、楽しい時間を過ごしました。

13時15分が近づき、みんな慌しく着替えたり化粧直しをする中。

私も1人でお手洗いへ。

スタッフがバタバタしている長い廊下を何処にあるんだよ〜と迷いながら歩いていると。

ドアに貼られた1枚の紙が目に入ってきた。

「ラブジャッジ2 松岡充様」

えー!ココ、充くんの控え室??!!

そんなビックリも顔には出さず、立ち止まることなくスタスタ歩いていったけど。

内心バクバクでした。(笑)

自分の控え室に戻る時、もう一度良く見てみると。

充くん、ピンコさん、ゴリさんの順で控え室が隣同士でした。

うわぁーこの中に居るんだぁって思っただけで、足がすくんだ。

もちろん、顔は平然を装ってたけどね。(笑)

控え室に戻り、指示があるのを待つ。

結局、この日は13時15分集合、終了が21時という事しか知らされてなく。

どういう場面なのかとか、詳しい事は何も知らなかった。

控え室に居る全員が、緊張を抱える中。

13時40分くらいに7zoo7の女性スタッフの方がいらっしゃいました。

「今日はわざわざいらしてくれて有賀等ございました」という挨拶から始まり。

注意事項など。

でも「みなさんなら大丈夫だと思います」と、そんなに説明はなかったです。

「今回の出演者は松岡だけではないのでスタジオなどでもキャー!などはあまり言わないように」

「私も松岡だけなら騒いでもらったほうが嬉しいんですけどね(笑)」

なんて事もおっしゃっていて、なんだか可愛いらしいなぁなんて思いながら聞いてました。

「で、スタジオに入ってしまうと、皆さんとも話とか出来なくなってしまうので」

「今、松岡をここに呼んでます」

この言葉を聞いた瞬間、それまで静かだった控え室が一気に賑やかに。

私も、テンションが可笑しかった。

周りの子と顔を見合わせて驚いてました。

なんの前触れもなく、普通に控え室のドアから入ってきた充くんとデレクターさん。

信じられない。

「どうも〜」と、本当に普通。

しかも、丁度そのタイミングで、1人の参加者の方が遅れて控え室に入ってきて。

充くんがドアを開けて「どうぞ!」と中に招いていました。

遅れて急いで来たら、充くんがお出迎えなんて、ビックリしただろうなぁ。

( 会話:ス⇒7z7スタッフ デ⇒デレクタ- 7⇒私も含めた今日の参加者 )

充「今日はわざわざ来てくれてどうもありがとうございます。」

 「遠い所から着てる人も沢山いるみたいで、北海道とか。本当に嬉しいです。」

 「今日はラブジャッジ2のね、撮影に参加してもらうってことで。」

 「1つだけ言いたいのは、今回は沢山の人の協力のもと、みんなが参加できるって言う事」

 「スタッフの皆さんとか、泉ピンコさんとか、他の共演者の皆さんとか」

 「そういうみなさんのご理解があってこういう企画が出来てるって事を忘れないで下さい」

 「本当はね、嫌なんですよ、役者さんとかって」

 「役者さんっていうのは、知らない人がスタジオに沢山居るっていうのが本当は嫌なんですよ。」

 「泉ピンコさんとかも、本当は嫌だと思います。」

 「それでも、この7zoo7という存在をご理解いただいて、じゃ、やろう!って言ってくださって」

 「そういう事を忘れないで下さい」

 「今回はラブビームのシーンなんですけど」

 「ラブパンチて言う、ライバルホストクラブがあって」

 「そこで騙されたお客さん役です、みんなは」

控え室に笑顔がもれる。

 「ラブパンチでお金を沢山使ってしまって『もう風俗に行くしかないんです!』っていうね」

ス「そんな台詞ないでしょ。(笑)」

充「いや、あるんだって!ね?」

デ「はい、あります」

充「ほら〜!(笑)」

 「で、そんなみんなを郡司が助けに行くって言うシーンです」

7「おぉー!!」

充「なんでみなさん、怒ってください。(笑)」

 「今日はね、みんなも出演者って事だけど」

 「1人1人台詞があるとか、この演技はこうだとか、そういう細かい事は一切ないです」

 「見てもらえれば判ると思うけどこれだけの人が居て、もう1部屋ってことはこの倍の人数が居るわけで。」

 「1人1人の顔をパンとかは無理です」

 「あ、映ったかな?くらいだと思います」

 「全員の顔がはっきり映ってたら恐いしね?!(笑)」

合間合間に入るみんなの暖かい笑い声。

 「でもね、映ったとか、そういう事じゃなくて、この作品に参加したって言う事に意味があって」

 「みんなは誰でも良かったわけじゃなくて、選ばれたみんなだし。」

 「このラブジャッジ2という作品は一生残る作品です。」

 「折角こうして参加できるんだから、思いっきり楽しんで帰ってください!」

 「あとね、サプライズがあるんだよね♪」

ス「(小声)え?それは言っちゃ・・・後で・・・」

充「え?言っちゃダメなの?俺は言うつもりだったよ?!」

ス「え・・・・」

ちょっと相談があり。

充「言っちゃおうよ!(めっちゃ笑顔)」

 「あ、そうだ、みんなもう判ってると思うけど、今日の事は秘密で」

 「物語の内容とかが漏れちゃうといけないから、よろしくお願いします」

 「で、今回の2にはSOPHIAのメンバーも出ちゃいます!!」

7「え?!(喜びの声♪)」

充「しかもSOPHIAとして出ます!!」

7「きゃ〜!!!!」

充「しかも、ちゃんと映ってるか不安なくらいで出ます。(笑)」

 「これは、本当に今日来たみんなだけの秘密でね!」

ス「今回は、7z7の方でちゃんと今日の事をレポートするんでそれまではみなさん、情報を漏らさないで下さい!」

 「色々なタイミングで少しずつ情報を出していくんで、それまでは秘密で。」

7「はい!」

充「なんか他にありますか?(デレクタ-さんのほうへ聞く)」

デ「これから撮影が始まると、移動とかもありますが」

 「そういう時はどうしても話とかしちゃうと思うんですけど、他のスタジオでも撮影してるんで」

 「話とかは控えてください」

充「そうそう、スタジオとか入るとね、スタッフさんが主体で。」

 「スタッフさんが色々準備してくれて、役者さんは端で待ってるんですよ」

 「本当にスタッフさんが主体」

 「だから、ちょっと邪魔な所に居るとスタッフの人から『どけ!』とか言われちゃうかもしれないけど」

 「そんな事言われても凹まないで下さい(笑)」

 「俺らも言われるからね、普通に。」

 「じゃ、今日はよろしくお願いします!楽しんで帰ってね★」

そう言って控え室を出て行きました。

充くんが帰った瞬間、緊張の糸が解けたように、一気に騒ぎ出す控え室。

まさかの、控え室への充くん訪問は私たちのテンションを一気に上げました。

私も、目の前の同じ高さに立っている充くんを見て。

充くんの1言1言を聞いて。

今にも溢れ出しそうな泪を必死にこらえて話を聴いてました。

充くんが部屋を出て行ってからも軽い放心状態で。

隣りに居た子に「大丈夫??」ってめっちゃ心配された。

部屋に居たほとんどの子の目がウルウルしてて、みんな一緒だよねって改めて感じた。

ちょっと一息ついていると、再び急にドアが開く。

ドアから充くんの顔が覗く。

え??控え室からは再び驚きと喜びの声が舞う。

充「言い忘れてたけど、今回の2のエンディングはSOPHIAです」

7「えー!!(喜びの声と拍手)」

充「しかも次の新曲です!!」

7「おぉー!!(大喜)」

充「ピンコさんが、ライブとか着てくれてたでしょ?」

7「うんうん」

充「で、SOPHIAの曲聞いて、『次のエンディングはSOPHIAで行こう!』ってなって♪」

7「おぉーーーー!!!!!」

充「じゃ、また後でね!」



もう一度戻ってくるなんて誰も思ってなかっただろうなぁ。

しかもSOPHIAネタでわざわざ戻ってきてくれて!

本当に嬉しかった。

今まで、もっと近くで充くん見たことあるけど。

その時はステージと客ってことで、もちろん境があって。

でも今は同じ高さで境がない。

さっき歩いてきた長い廊下を通って、ココまで来てくれたんだって思ったら それだけで嬉しかった。

それは、あそこに居たみんなも本当に同じだったと思うよ。

うん。



それからはまたスタッフさんの指示待ち。

指示があるまでひたすら待つ。

14時20分くらいになり、スタッフさんの指示により、スタジオへ移動。

スタジオ前で少し待たされて、スタジオ内へ。

真っ暗なスタジオの中に、突然あらわれるホストクラブ『ラブビーム』。

すごい!豪華な家具とピカピカの店内。

スタッフさんの「とりあえず座れる人は座っちゃって!」という指示で

近くにある店内の真っ赤なソファーに腰を下ろす。

ホンモノのお店みたい!!

店内を見渡すと、あのNO1ホスト郡司さんの写真★

きゃーカッコ良すぎ!!

さっき本人に会ったなんて思えないくらい。

不思議です、なんか。

3階控え室に居たみんなが中に入り、続いて4階の控え室に居たみんなも店内へ。

いつの間にか店内は人、人、人!!

総勢81人だったそうです。

スタッフさんからちょっと説明があって、立ち位置を直す。

出来るだけ、背の低い人を前にして、背の順っぽくし、

みんなの顔が見れるようにしてくれました。

リハーサルを5回くらいやったかな。

こういう台詞の後にはこういうリアクションをしてください!見たいな感じでした。

その後、出演者の方が登場。

充くん、さっきの服装から着替えてました。

今度は、役者さんを入れてのリハーサル。

一気に緊張の空気になるスタジオ。

鼻歌を歌いながらピンコさんがやってきました。

何度か流れを確認して。

一回端に避難して、後ろのほうの人のために踏み台を出してくれたりして

私たちのために色々してくれたスタッフの皆さんには本当に感謝です。

もう一度、元の位置に戻り、スタッフの人からもう一度流れの説明。

カメリハ、ドライなどなど。

良くわからないけど、何回かやりました。

リハーサルの間に、充くんは台本を確認したり

役者さん同士で台詞の練習をしていました。

ピンコさんは私たちにSOPHIAネタを振ってくれたりして、

緊張感の中にも和やかな雰囲気。

細かい調整をして、いよいよ本番!!

「10秒前〜」のスタッフの声にピンと張り詰めるスタジオ。

NGもなく、すんなり流れていき、1テイクで終了。

前のTVモニターに映像が流れチェック。

スタッフさんの「OKです!」の声にzoo子はみんなで拍手をしました。

スタッフさんの「有賀等ございました」の声で、収録終了。

みんなホッと一安心した面持ちで控え室へ戻りました。

収録が終わったのが16時。

これからどうするんだろ〜と控え室でボーっとしていると、デレクタ-さん登場。

デ「えっと、本当はコレで今日の皆さんの収録のほうは終了の予定だったのですが」

 「変更になりまして、あと2シーン撮影があります」

 「ですが、撮影の関係上、ココにいる全員に出演していただくのは無理なので」

 「この中から6人に絞らさせてもらいます」

ってことで、公平にジャンケンでその6人を決める事に。

まず、血液型ごとに別れて、それぞれの代表者4人でジャンケン。

勝ったのがたしかB型だったかな。

で、勝ったB型の人の中からまたジャンケンで6人を決めました。

正直、最初に血液で分けたのが可笑しいと思うんですけど。

だってさ、絶対A型が一番人数多いじゃん?(うちもA型) まぁ、しょうがないけどさ

。 A型はスグ負けちゃったから、諦めもついたけど。

B型で最後の最後に負けちゃった子とかが、なんだか可愛そうだった。

ジャンケンって本当に公平なんだろうか・・・

クジとか、スタッフさんが直接選んでくれたほうが良かったなぁ。

ちょっと心につかえが残りました。

でもね、周りの子と話をしてて。

今、この場所に居れるって言う事だけで凄い事だよねって。

「ラブジャッジ2」という作品にほんの少しでも参加できたって事に意味があって。

それだけで充分。

デ「お弁当を廊下に用意しているんで、こちらで食べて帰ってもかまいませんし、持ち帰ってもどちらでも良いです」

「今日はどうも有賀等ございました」

ココまで着たら、しっかりお弁当を食べて帰ろうと言う事で。

4種類あるお弁当から、エビフライ弁当を選び。

みんなでワイワイ話をしながら楽しく頂きました!

お弁当、ボリュームたっぷりですっごく美味しかった♪

でも、時間がまだ早かった事と、気持ち的に一杯一杯であまり食べられず。(お昼も何も食べてなかったけど・汗)

かなり残してしまいました。

でもみんなでSOPHIAの話をしながら食べたお弁当は美味しかった!!

そうそう、控え室で待ってるときに。

1人の女の子が窓の外を見て「あ!ジルくんだ!!」と叫び。

みんなで窓にへばりつくと、そこには間違いなくジル君の姿★

帽子をかぶり、両手にギターケースを持って1人で正面玄関のほうへ歩いてました。

車で来たのかな??

充くんが言ってた、SOPHIAが出演するっていうシーンを今日撮影するのかなぁ?!

思いも寄らぬジルくんの出現に控え室が一気に興奮気味★

この後、なんとトモくんも同じ道を歩いているところを発見!!

しかも、トモ君はコッチに気づいてくれて。

電話しながら歩いてたんだけど、ジェスチャーで「どっちが入口?」って聞いてきた。

みんなで「向こうだよ!」って思いっきりジェスチャー。

窓を急いで開けてみんなで「トモくん!!」と叫ぶと笑顔で沢山手を振ってくれました!!

まさか、充くん以外のメンバーさんにも会えるなんて、サプライZOOだー!!!!!!

控え室は笑顔で一杯になってましたv

お弁当も無事食べ終り。

ココにいてもしょうがないので、帰る事に。

バスで帰るのも時間とかがあわない感じなので、グループを作って、駅までタクシーで帰る事に。

控え室を出る時、まだ残ってるみんなに「お疲れ様です」って挨拶したら、みんな笑顔で「お疲れ様!また会おうね」って行ってくれて。

なんだかすっごく嬉しかった。

ロビーでタクシーを呼んでもらい、それに乗って小田急線鶴川駅まで。

電車で途中までみんなで一緒に帰り、個々の家路に着きました。

私はというと。

予定より早く撮影が終わった事で、いけないと思ってたBOOBEEBENZのライブに行けることに!

小田急線で新宿まで行き、渋谷に出て、そのままライブ会場へと向かいました♪

正直、あの服装で渋谷を歩き、ライブに行くって事がめっちゃ恥ずかしかった。

そしてそして、やっぱりミュールでライブは動きづらい。

ライブはスニーカーが一番だよね。

でも、すっごく楽しいライブで大満足な1日でした。



今回の撮影にいけるって決まってから。

やっぱり私にとって充くんの存在ってすっごく特別なんだなぁって思って。

「好き」って言葉じゃ片付けられないっていうか。

会えるのは嬉しいけど、「私なんかが会いに行ってしまって良いのか?」なんて思っちゃう自分が居る。

そうするとすっごく不安になって。

今、私はSOPHIA以外にも沢山好きなバンドがあって。

でも、そういうバンドとSOPHIAは私の中で本当に別格なんだよね、気持が。

同じ「好き」だけど、SOPHIAは本当に私の中で別物で。

そんな自分の思いを痛いほど実感した1日でした。



こうして、素的な体験が出来たのはすべて7zoo7と番組関係者のご理解のお陰で。

もうすぐ7zoo7が出来て1年。

この1年で充くんは7zoo7という枠を使って色々な活動をしてきた。

みんなが参加型の1st、2ndサミットや、海外旅行、ミーティング。

そして自分のブランドを立ち上げてのグッズ作り。

TAMAMIZUという1人のアーティストの完全なプロデュースとバックアップ。

リチャードスミスのプロデュース。

7zoo7ができた時、どう受け止めてよいか、最初少し迷ってる自分が居た。

ちょうど、SOPHIAの表立った活動が少ない時期のソロプロジェクト。

しかも有料のメンバーズ募集など。

でもやっぱり私は充くんの考え方が好きだし、作り出す作品が大好きだし。

だからメンバーズもすぐに入った。

でも、もうすぐ更新の時期に来て。

私はずーっとサミットも抽選で外れてて。

なんだかメンバーズの意味がないのでは?って感じてた。

更新する事を迷ってた。

そんな時の今回の企画への参加。

やっぱり私は間違ってたよ。

自分が参加出来る、出来ないは関係ないんだって。

メンバーズで居る事に意味があるんだって。

私は、自分が外れた部分にしか目を向けてなかったけど。

違うよね。

よく考えたら、私は去年の9月の「くたばれ!ハリウッド」のトークショーもzooの招待で当たって。

最前列で見たんだ。

あの時、最前列のあの場所に居なかったら、私はアリサに出会えてなかったんだ。

そして、「青く、ただ青く」の上映会も行ったし、運良く、この作品へも出演できて。

気づけばzooから色々なものをもらってた。

なんでそんな大切な事を忘れてたんだろう。

philosophiaだって、私の宝物だし、ミニ写真集も大好きな作品だし。

zooのお陰でこの1年で得てきたものが沢山あった。

なんで忘れてたんだろう。

この日、初めてzooっ子と直接会って、話をしたけど。

ミーティングやサミットに参加した子から、その時の話も沢山聞けて。

あと、みんなzooっ子ってことで、会った瞬間から仲間意識があってさ。

会った時から、すぐにみんなと話が出来た。

壁がなかった。

充くんがどういう思いでzooを作ったのか知ってるつもりだったのに。

なんだか、自分が辛い思いをしたことしか印象に残ってなくてさ。

色々な事を忘れてたよ。

この日のお陰で色々思い出せた。

たぶんね、私と同じような思いをしてる人って結構居るとおもうんだよね。

でも、きっとzooはこれからもみんなの参加型の企画を沢山してくれていくんだと思う。

色々な作品を生み出していくんだと思う。

それを私はメンバーズとしてこれからもずっと見ていけたらなって思った。

これからもサミットに外れるかもしれないし、参加できない企画があればやっぱり「なんか嫌だなぁ」って思うかもしれないけど。

今感じてる事を忘れずに居たいね。

だからこうして文字で残しているのかも。

zooのこれからに大期待!!

こんな他では絶対体験できない企画をしてくれた充くんを始め、7zoo7スタッフの皆さん。

ラブジャッジ共演者、スタッフの皆さんに心から感謝します。

この数時間の出来事は絶対に忘れられない時間になりました。

本当にどうもありがとうございました。

                                                     2004/6/20  千里