■２００７年１０月２７日(土)　ＳＯＰＨＩＡ　ＴＯＵＲ２００７　ＩＮ　京都会館



愛の讃歌とともに立ち上がる。

SEで映し出される影絵。

NHKの時はまともに見れなかったけど、今回はちゃんと見れた。

最初、関係者席の人が立ち上がってたんだけど、すぐに座っちゃって。

目の前をさえぎる物がなくて、ステージの高さと同じくらいで、メンバーと目線もほぼ一緒。

恥ずかしいくらいにステージが見れた。

もっともっと後ろなはずだったのに。

奇跡みたいだよ。



セットリストは変わらずだった。

でも全然慣れてしまう感覚はなくて。

1曲1曲がすっごく嬉しくて。

逆に流れがわかってるから。

次のイントロがなるまでの興奮を抑えるのが大変だったくらい。（笑）



「僕のトラック」前のMC。



充くんと都くんが会場入りするまでにご飯を食べようってなって。

でもお店が全然なくて、しかたなく「天ー」に入る事に。

そしたら隣のお店の看板が目に入って。



カレーよりもうまいカレー



で、そのお店でカレーを食べたと。

味はまぁまぁだったらしい。（笑）

と、前入りしてた黒ちゃん。

前日の夜にやっぱりご飯屋さんを探すが、全然お店がなく。



チャーミングチャーハン



という看板に引かれて中華料理屋さんに入ったと。（笑）

トモくんは、この1週間にあった出来事報告で

近所のパチンコ屋さんに行ったらジルが居たという話。

しかも、ジルくんの近所でもないパチンコ屋さんだったから驚いたと。

その話を振られてジルは。



「行ったらおったん」



爆笑。

最高だなぁジル！



「君と月の光」。

自分の今の状況と歌詞がリンクして。



　　　もし僕らが迷う日々で別れる道に立つ時は

　　　君は信じた道を　月灯り辿り影を踏まないよう



って所。

我慢できず涙があふれた。

NHKホールでは全然大丈夫だったのに。

やっぱりこの曲、すっごく優しくて。

私にとって、この曲がSOPHIAの存在そのものを表しているようで。

大好きだぁ。



「青空の破片」が終わりMCへ。



充くんが

「今まであんまり話した事は無かったんですけれど」

と、話し始めた。



SOPHIAを好きな女の子の話。

５年前って言ってたかな？

ある日のライブ帰りの新幹線で、ファンの方と出会ったそうで。

泣きながら近づいてきて、話を聴けば

その彼女のお友達がガンで。

本当は安静にしてなきゃいけないのに、SOPHIAが大好きでライブに行き続けてて。

SOPHIAを励みに頑張って、亡くなられたという話を聞いて。

その後、直接その亡くなったファンの方のお母さんとも会う機会があって 直接話を聞いたりして。

その方だけではなく、ガンだけではなく、他の病気だったり、心の病だったり。

SOPHIAを支えにして頑張ってるっていう人たちにその後も沢山であって。

そして、「青空の破片」をいう曲が出来て

そんな出会いの中から宝島が生まれたという話。

縁があって「夏目雅子ヒマワリ基金」と出会ったという話へと繋がった。

今回は各会場で募金箱も設置しているそうで。（知らなかった）

でも、募金してっていう事ではなく。

ひまわり基金代表の小達さんも言ってたけど

「募金をしたい」「何かしたい」って思っうことが

すでにチャリティーになってるんだよって。

行動することじゃなくて、そう思う事がすでにチャリティーなんだって。

想う事がチャリティーなんだって話をもう一度してくれた。

それが何処かで誰かの笑顔に繋がるんだよって。



充くんが女の子のこの話をこういう形で話してくれるとは思ってなくて。

初めてだよね、ここまで詳しく話してくれたのは。

私はzooで知ってた部分もあったけど。

NHKの時も特にその話題には触れなかった。

きっと「青空の破片」を歌って、そういう気持ちになったのかなぁって。

そう思いながら、充くんの話を聞いてて。

会場に居た多くの人がそうだと思うけど

亡くなってしまった彼女の想いが自分と重なって。

SOPHIAが大好きで、SOPHIAが生きていく支えで。

その気持ちがすっごく理解できて。

泣けた。

充くんのそういうファンへの想いも伝わってきたよ。

「ちょっと長くなりましたが」

って最後に言ったけど、話すつもりが最初はなかったのかなぁって。

止められなかったんじゃないかな、想いを。

ココが話すタイミングに選ばれた気がして。

すっごく嬉しかった。



そしてそのままメンバー紹介へ。



ジル＆黒。

修学旅行で何処へ行った？って話。

黒ちゃんは九州一周で

ジルくんが九州の熊本へ行ったって事で。

そんなジルに黒ちゃん「熊本だけ？笑」と

「熊本の何処へ行ったの？」ってなって。

ジル「あそさん」って。（笑）

もちろん「阿蘇山」の事なんだけどイントネーションが可笑しくて

クロちゃんが「あ、個人のお宅に行ったのね笑」と。

本当にこの2人って絶妙なバランス。（笑）

あとはジルがドアを開けっ放しでトイレをすると。

さっきの充くんの素敵な話は何処へやら？ってくらい話がぶっ飛んでて

沢山笑った。



続いて都＆トモ。

トモくんの「何で髪切ったの？」

話から始まり。

まるでコントのようなね。（笑）

そこに充くんが加わり、ジル＆黒も加わり。

ジル君が出てきたときの会場の沸きが凄かったね♪

ルパーン♪♪



「ヒマワリ」を一緒に歌いながら色々な場所が蘇ってきた。

当たり前のようにみんながヒマワリを振ってるけど。

当たり前のようにヒマワリ畑が広がってるけど。

これはSOPHIAの名の下に集まったみんなの笑顔なんだよなぁ。

私ね、ライブに初めて行った時に調度ヒマワリをやってなかった時で。

2回目のライブの時も聴けなかったの。

ファンになって最初の4年くらいライブでヒマワリを聴けなくて。

だから初めてライブでヒマワリを聴いて、あのヒマワリ畑を見たとき

本当に感動したんだよね。

こんなに一面ヒマワリになるんだって。

嬉しかったの。

何度も見てる景色なのに。

やっぱり大好きだし、失いたくない瞬間だなぁって想った。

もっと沢山の人にこのヒマワリ畑を見てもらいたいなぁ。



「easy street story」と続き。

やってきました！

「ビューティフル」♪♪

高校時代、この歌詞にすっごく支えられてたことを思い出した。



　　永久未来続くものなどあるはずはないから

　　これで行くさ　僕は僕を壊してく

　　beautiful　Life



ここから「ゴキゲン鳥」「KURU KURU」の流れ。

もう止められない。

KURUKURUの都コール誰にも負けたくない。（笑）

超楽しくて、自分のスペース一杯使って飛びまくる。

腕を降りまくる。

逃したくない、この瞬間を。



そして「エンドロール」。

このセットリストずるいよ。



どこまで私の中から出て行ってくれないの？SOPHIA。



「SOPHIAのライブがあるから」って頑張って集まったのは

もちろん私だけじゃなくて。

きっと同じあの会場に居た大半の人たちがそうだったと思う。

たかがライブだよ。

でも、SOPHIAに逢える、一緒にあの空間を過ごせるっていう事が

私たちにとってどれだけ大きな事か。

ただそれだけで、どれだけ頑張れるかが。

私はよく知ってる。

だから嬉しいの。

「俺たちも同じ」

って言葉。

やっぱり嬉しいの。



「in the future」はイントロから涙なしには聴けなくなった。

大宮で聴いたあの日から。

今回のアルバムの曲はもちろん全部好きだけど。

この曲は断トツで大切な曲。

充くんの誕生日の日にZooに書き込んでくれた言葉が蘇ってくる。

「未来も一緒に」って想いが嬉しくて。

涙が溢れる。



そして「街」。

早い、もうすぐ終わっちゃうよ。

頭っからもちろん大合唱で。

みんなの声が振ってくる。

喉をすり減らしながらも手を抜きたくない、この曲で。

声が出なくてもきっと歌ってしまう。

全力完全燃焼。



メンバー挨拶。

黒ちゃんの「刻み込む」って言葉、嬉しかった。

うん、刻み込まれたよ。

都くんの最後の挨拶聴くといつも泣くんですけど、何か？（笑）



そして最後の曲は「−Sen−」。

NHKでも同じことをいてたけど。

やっぱり最後のこの言葉はやられます。



今日のこのライブで少しでも暖かい気持が生まれたのなら

あなたの一番近くに居る大切な人に、その暖かさを分けてあげてください。



感動が冷めないままに流れるエンドロールを見ながら

流れる涙を乾かす。



大きな拍手とともに終演。

20:00すぎだった。



セットリスト。



黒いブーツ

星

燃え尽きる太陽

モラトリアム人間

ミサイル

男の子

僕のトラック

bell

君と月の光

stain

青空の破片

ヒマワリ

easy street story

ビューティフル

ゴキゲン鳥

KURU KURU

エンドロール

in the future

街

−Sen−